2009年7月29日水曜日

STマイクロの第2四半期は赤字幅拡大、利益率予想に失望感

[サンフランシスコ/パリ 28日 ロイター] フランス・イタリア系半導体大手STマイクロエレクトロニクスが28日発表した第2・四半期(6月27日終了)決算は、最終損失が3億1800万ドル(1株当たり0.36ドル)となり、前年同期の4700万ドル(同0.05ドル)から赤字幅が拡大した。  ロイター・エスティメーツが集計したアナリスト9人の平均予想は純損失が3億0073万ドル、1株当たり損失が0.38ドルだった。  売上高は19億9000万ドルとなり、アナリスト予測の18億9000万ドルを上回った。  決算は市場の引け後に発表され、最終赤字幅はアナリスト予測を下回ったものの、同社株は時間外取引で4%近く下落した。これについてアナリストの1人は、コストと利益率に対する懸念を反映した動きと説明した。  STマイクロは第3・四半期の粗利益率を31%と予想した。しかしJPモルガンのアナリスト、Sandeep Deshpande氏によると、アナリスト予測は35%だったという。  

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