2009年7月29日水曜日

7/29株価指数先物・オプション大引け、小幅高 大証引け後にSGX下落

◇株価指数先物・オプション大引け、小幅高 大証引け後にSGX下落 29日の日経平均先物9月物は小幅高。前日終値に比べ30円高の1万110円で取引を終えた。主要企業による4~6月期決算の発表が相次ぐなか、業績面で安心感のある銘柄への物色を受けて日経平均株価がしっかりで推移したことが先物を支えた。前場と後場を合わせた日中取引の売買高は7万1150枚。 前場には6月物の特別清算指数(SQ)である1万147円65銭の水準を意識した仕掛け的な買いが入り、一時90円高の1万170円と、27日に付けた年初来高値(1万190円)に近付く場面があった。ただ、決算発表が一巡するまでは積極的な買いは入れづらいとの見方が多く、その後は伸び悩んだ。27日まで9日続伸し、28日も横ばいを維持したことで高値警戒感もくすぶり、朝方は利益確定の売りを受けて前日比で下げる場面もあった。 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は12営業日ぶりに反落。前日の清算値に比べ70円安の1万30円で取引を終えた。大証での日中取引が終了した後に売りが膨らみ、大証終値よりも80円安い水準まで下げた。上海株式相場の急落と歩調を合わせる形で下値を探った。 TOPIX先物9月物は小幅ながら4日続伸。大引けは前日終値に比べ1.0ポイント高の931.5だった。一日を通して前日終値を挟む水準でもみ合う場面が目立った。前場と後場を合わせた日中取引の売買高は3万279枚。 日経平均オプション8月物は1万円以上の権利行使価格帯でコールがもみ合い。日経平均が小高い水準で方向感が鈍り、コールの売り買いが交錯した。プットは総じて小安い。〔NQN〕

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